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2021年04月07日
散水試験
雨漏り補修の依頼を受ける事があります。
例えば窓廻りのシーリングが傷んでいて、単純にそこから水が侵入し、補修するべき箇所が特定出来ればそこを補修すれば済む話です。
ですが、雨漏りはそう簡単にはいかないケースも多々あります。
「部屋内に雨漏りはする。でも、外壁のどこから雨が侵入しているのかわからない」
「色んな箇所が傷んでいて、どこが雨の侵入箇所かわからない」
「外壁には目立ったキズなどは見受けられないが、とにかく雨漏りがある」
このような、雨漏りの原因となる場所の特定が出来ないケースが結構あります。
そんな時に雨水の侵入経路を特定するため「散水検査」を行う場合があります。
ホースなどで外壁の漏水懸念箇所に水をかけて放置し、随時部屋内をチェックし、どこから水が侵入しているかを特定する作業です。
「ここが怪しい」という部分を何箇所か試し、確実に補修すべき箇所を特定出来ます。
雨漏りに関しては、部屋内の雨漏りの近くに原因がある場合と、
まったく思いがけない場所が原因という事もあります。
外壁から水が侵入し、躯体やサッシュ廻りなどを経由して思わぬ場所に水が流れ込むといったケースです。
「ここが原因だろう」と予測だけで補修を行い、実際の雨の日にまだ雨漏りがある…という事態は避けたいものです。
ロープアクセスの施工であれば、いちいち散水試験の為に足場を組む必要もありません。
足場を組むより圧倒的に早く原因を特定し、補修することが可能です。
漏水や雨漏りでお悩みのお客様がいらっしゃいましたらお気軽にお声がけ下さい。
現地調査、お見積りの提出は無料で行わせて頂きます。