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2021年05月07日
タイル工事のついでに…
と言っては何ですが、現在着工中のビルの正面タイル部分に写真のようなシール痕がありました。
このようなシールの痕は経年劣化で剥がしづらくなります。
これをご自身でキレイにする…というもの意外と骨の折れる作業です。
せっかく建物自体がキレイになるので、こちらもサービスで綺麗にして差し上げる事に致しました。
ご自身で自宅の外壁のシール痕を綺麗にしたい方の参考になるかも知れません。
まずはスクレーパーで可能な限り、こびりついた粘着痕をこそぎとります。
これはカミソリの刃のようなもので、汚れ落とし等に使います。ガラス等もこれで掃除すると綺麗になります。
後にナイロン製のタワシで水を含ませながら研磨します。
タイルをキズつけない程度の粒度のもの、力の調整が必要です。
今回はこの工程で綺麗になりました。
場合によっては、「シールはがし」のスプレーなどを使う事もあります。
非常に簡単に剥がす事が出来ますが、有機溶剤ですので下地を傷めてしまうケースがあります。
私も昔、クルマのダッシュボードについていたシールの残りを剥がそうとスプレーを使った際にダッシュボードの色がそこだけ落ちてしまったという経験があります…。
使用する際はその辺り十分注意して下さい。
外壁修繕で全体が綺麗になると、今まで気にならなかった部分の汚れが気になったりします。
そういう部分にも手を入れて綺麗にするという事は、精神衛生上良い事ですし建物自体の資産価値を上げる事にもなります。
ここ数年で、色んな部分のDYIも根付いてきましたしこのような工事ではない部分を自分でしてみるというのも良いかも知れませんね。
今回は直接ロープアクセスに関する事ではありませんが、何かの参考までに。